オステオパシーアトラス

アレクサンダーS.ニコラス、エヴァンA.ニコラス(赤坂清和)

ジャンル: 徒手療法

マニュアルセラピーの理論と実践【WEB動画付】

● オステオパシーアトラスのUPDRAFT会員による評価

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書籍紹介

アンドリュー・テイラー・スティルによって創始され、様々な手技により主に筋骨格系、頭蓋骨、内臓などにおける機能障害を治療するオステオパシー。

柔道整復師、マッサージ師、理学療法士、アスレティックトレーナーなど、多くの医療関連職種が実践しているオステオパシー手技について、原理およびそれれの手技について系統学的に解説するとともに、わかりやすく整理されている。

本書では、カウンターストレインやマッスルエナジーテクニックなどよく知られた手技に加え、靱帯張力バランス、リンパ手技、ファシリテイティッド・ポジショナル・リリース、高速低振幅(HVLA)手技、頭蓋骨オステオパシー、スティルテクニックなどオステオパシーで用いられるほとんどすべての手技を網羅し、手技の手順は1500枚以上のカラー写真を用いて解説。

骨格筋の構造検査、可動性検査、触診検査、脊柱と骨盤の分節間検査など、読者が症状の診断基準と治療手技を関連付けられるようになっている。
前版から数々の手技が追加・修正された増補改訂版。Webでテクニック動画も観られるので、より理解が深まる内容となっている。

「オステオパシーアトラス」編集部解説

オステオパシーに関する治療手技が見開き1ページ(もしくはその手順を3~4ページ)に渡って豊富な写真とともに解説されているテキストです。

オステオパシーの歴史、哲学、治療体系などについては、ほとんど記載されておらず、治療手技のみを説明するテキストとなっている為、治療手技の方法だけをシンプルに紹介しているテキストをお探しの方にとっては、とても使いやすい書籍だと思います。

カラー写真で、手法について(その手技を用いるうえでの手順について)が丁寧に書かれています。

患者を診ながら、診療の合間で手技の確認をしようとした時などには特に重宝します。技術的な事を本で学ぶ事に限界はありますが、本にでき得る最大限のことをやってくれていると思います。

テクニックそのもの関する知識を得たいのであれば(やはり技術的な事はテキストでは限界があると思います)、購入して読んでみてもいいと思います。

臨床経験がある程度あり、また他の学派であったとしても、何かしらの手技を実際に臨床で用いながら診療にあたっているセラピストは、自身の引き出しを増やすという意味でも一読の価値はあると思います。

逆に、臨床経験がほとんどなく、徒手療法と関わりの薄い環境で仕事をされている方でしたら、オステオパシーを学ぶ1冊目としてはオススメできません。

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