この「戦略的なホームページ作成のためのヒアリングシート」は、UPDRAFTオンラインを運営する合同会社Medimarlの医療・健康関連サービス事業者向けの弊社独自のホームページ作成用ヒアリングシートです。通常は、弊社クライアントにお渡ししている資料となりますが、UPDRAFTオンラインをご活用頂いている方々にもご提供させて頂くこととなりました。
はじめに
A〜Eの5つのセクションに分かれ、それぞれのセクションに複数の質問があります。
弊社が担当するクライアントの場合は、簡易的にご記入いただいたあとに、一度提出してもらい、その後に一緒に内容をブラッシュアップしていく作業を行います。
出来上がったヒアリングシートは、集客できるホームページを構築するための道標として機能します。
逆に言うと、このヒアリングシートに相当するような道標を用意していない状態でホームページ作成に入っても、効果的な集客に繋げる事は難しくなります。
ホームページの新規作成やリニューアルを考えている方は、ぜひご活用下さい。
質問内容について
全ての質問は、マーケティングの理論をもとに、ホームページを活用して集客に繋げるために作られたものです。
中には、不思議な質問に感じるものもあると思いますが、全ての質問の関連性や意図を理解して、丁寧にお答え頂くと、より戦略的なホームページを作りやすくなります。
回答の内容がほとんど同じになってしまう場合や、質問が重複していると感じる場合は、回答欄に「質問〇〇に同じ」とご記入下さい。
どうしても、記入できない場合は未記入のままでも構いません。
この「戦略的なホームページ作成のためのヒアリングシート」は、ご自身でホームページを作成する場合でも、業者に依頼する場合でも、「集客に特化した戦略的なホームページ」を制作するための有効な資料となるはずです。
A.お客様の視点で、あなたのサービスについて教えて下さい。
セクションAでは、あなたのサービスを受けるお客様の視点を意識して、あなたのサービスを説明して頂きます。5つの質問があります。
→ セクションA資料
A-1 サービスの対象者について教えて下さい。
→ 解説を確認する。
A-2 対象者が、そのサービスを利用する理由を教えて下さい。
→ 解説を確認する。
A-3 対象者があなたのサービスを利用した結果を教えて下さい。
→ 解説を確認する。
A-4 対象者が、サービスを知るきっかけを教えて下さい。
→ 解説を確認する。
A-5 あなたのサービスを知った人が、申し込まなかった理由を教えて下さい。
A-4で回答があった場合にお答え下さい。
→ 解説を確認する。
B.あなたのサービスについて、詳しく教えて下さい。
セクションBは、ライバルとなる他者と比較しながら、あなたのサービスについて説明して頂きます。3つの質問項目があります。
→ セクションB資料
B-1 あなたのサービスが、他の類似サービスより優れている点は何ですか?
同じ市場内で、他の一般的な類似サービスより優れていると感じる点を教えて下さい。
→ 解説を確認する。
B-2 酷似しているサービスを展開しているライバルより優れている点は何ですか?
もし、ライバルが存在しない時は、他社にサービスを真似・模倣されたと仮定して答えて下さい。
→ 解説を確認する。
B-3 他の類似サービスや酷似したライバルより劣っていると感じる点を教えて下さい。
→ 解説を確認する。
C.他社サービス(ライバル)について教えて下さい。
お客様には、他社サービスではなく、あなたのサービスを選んでもらう必要があります。そのためには、あなたのサービスのライバルに関する情報が必要になります。セクションCでは、他社サービスに関する4つの質問があります。
→ セクションC資料
C-1 現在、あなたと似たようなサービスを行っているライバルはどこですか?
「セクションB1〜3の質問」で想定したライバルの店名やサービス名称(商標)を教えて下さい。
ライバル① ※箇条書き
→ 解説を確認する。
C-2 近隣エリアで、似たような顧客層を奪い合うライバルはどこですか?
「セクションAで想定したお客様」を奪い合う可能性がある近隣のライバルを教えて下さい。
ライバル② ※箇条書き、2〜3つ程度
→ 解説を確認する。
C-3 顧客があなたではなく、ライバル(①・②)を選ぶ理由は何ですか?
→ 解説を確認する。
C-4 顧客が、ライバル(①・②)ではなく、あなたのサービスを選ぶ理由は何ですか?
→ 解説を確認する。
D.あなたのサービスのメインターゲットを教えて下さい。
大多数の人に向けて発信するよりも、メインターゲットに絞り込んで発信した方が成果が出ます。ただし、絞り込み方を間違えると無意味なマーケティングになります。セクションDでは、あなたのサービスのメインターゲットを明確にしていきます。
→ セクションD資料
D-1 想定するメインターゲットの属性を教えて下さい。
年齢・性別・家族構成・思考性・趣味・価値観・症状・医療制度との関わりなど、メインターゲットの属性について、具体的に教えて下さい。先ほどの条件にマッチする実在する人物を想定すると、より具体的に記入できるはずです。
→ 解説を確認する。
D-2 先ほどの質問(D-1)で具体的に出たメインターゲットの特徴について質問です。
- メインターゲットのような人は、今現在、ある一定の数が存在していると思われますか?
- メインターゲットの絶対数(市場)は、減少・衰退する事なく、存在し続けますか? もしくは、今後増える可能性が大きいですか?
- あなたに不利、もしくはライバル(セクションCのライバル②)に有利なターゲットではありませんか?
- 費用や物理的・心理的に、あなたのサービスが提供可能なターゲットですか?サービスを提供する際に、想定可能な大きな弊害はありませんか?
→ 解説を確認する。
D-3 メインターゲットがサービスを選択する際に重要視する要素を教えて下さい。
メインターゲットが比較する際に重要と思われる要素を抽出します。できるだけシンプルな言葉で表現して下さい。
→ 解説を確認する。
D-4 先ほどの質問(D-3)の答えの中から、市場に対してあなたのサービスが競争優位性を作れる2つの軸を選んで下さい。
要素分解した表現に変換して、競争優位性を作って下さい。優先度が高そうなものから、競争優位性を作って下さい。
→ 解説を確認する。
D-5 先ほどの質問(D-3)の回答の中から、ライバルに対して競争優位性を作れる2つの軸を選んで下さい。
D-4と異なる場合にご記入下さい。
先ほどの質問(D-4)は、一般市場に対する優位性です。こちらの質問は、セクションCで取り上げたライバルに対するものです。なお、通常であれば、D-4の回答とは異なるはずです。
→ 解説を確認する。
E.メインターゲットに踏み込んだ分析
セクションEは、4P分析を活用したホームページ戦略をより明確なものにしていきます。ここでは、あくまでも戦略的なホームページを構築するための4P分析となります。
→ セクションE資料
E-1 メインターゲットが欲しがるサービスを簡潔に説明して下さい。
メインターゲット向けのサービスの名称(メニュー名)と簡単な説明にて、一番選んで欲しいサービスについて簡潔に分かりやすく教えて下さい。そして、そのサービスを受けるためにかかる費用を教えて下さい。
→ 解説を確認する。
E-2 機能的な価格優位性を教えて下さい。
ライバルとの価格優位性を教えて下さい。
激安をウリにしている場合を除き、通常は、「実際の価格優位性」は存在しません。メインターゲットが抱える価格に対する障壁をどう取り除ける説明ができるかがポイントとなります。
→ 解説を確認する。
E-3 どのように周りの人に紹介してもらえそうですか?
a)メインターゲットとどのように接触しますか?メインターゲットにどのようにホームページを見てもらえそうですか?
b)メインターゲットとの接触のある人が、ホームページを見た時に、メインターゲットにどのように伝えることができますか?
c) メインターゲットは、どのように自分と同じような人にあなたのサービスを紹介しますか?
→ 解説を確認する。
E-4 申し込みを迷う人に、最後に決断してもらうための資源は用意できますか?
実質的な価格優位性や、機能的な価格優位性を示せない場合は、特に重要になります。
いわゆる「キャンペーン」などに該当します。どのようなキャンペーンなら行えそうかを教えて下さい。
→ 解説を確認する。
最後に
「戦略的なホームページ作成のためのヒアリングシート」に関する質問項目は以上となります。
ここでの回答は、ホームページ作成の道標となるものであり、一語一句をそのまま転載すべきものではありません。
回答内容として、想定から大きく外れる回答となってしまう場合もあるので、マーケティングの知識がある人に確認をとりにながら、一緒に項目を埋めていく必要がある場合もあります。
最初は、質問の意図が分からない項目も、全体を読み返したり、時間を置いて読み返したり、繰り返し質問に答える努力をしていると、明確に記入できるようになるはずです。
まずは、気軽に回答して、そして、読み返し修正するを繰り返してみて下さい。
スタンダード会員になると、ホームページで集客するためのマーケティングの知識や具体的な方法を学べます。
各セクションが意図している事について、マーケティングに関する理解を深めながら、ヒアリングシートの質問に回答する事ができるようにサポートコンテンツをご用意しています。
サポートコンテンツは、スタンダード会員から閲覧可能となっており、分からない項目がある場合は、コメントフォームからの質問も可能です。
整体事業などの健康関連サービス事業を行う会員は、ぜひサポートコンテンツも有効にご活用下さい。